作れちゃう

ちょこっと銅版画(その2)

本日も、ちょこっと銅版画体験を開催中です!連日ご参加くださる方もいらっしゃいまして、ご好評をいただいております。

今日は、1F実技室で体験していただいている「版づくり」から「刷り」までの、少し詳しい説明をさせていただきます。

今回体験していただいているのは、主に「エッチング」と呼ばれる技法です。

銅版画は銅の板に傷を刻んで版を作っていくのですが、硬い金属を削るのは大変ですよね。そこで生まれたのが、銅を溶かす腐食液を用いた作り方。

簡単に説明しますと、①銅板を防食剤(グランド)でうすーくコーティングする→②とがった道具でグランドを削るようにして、銅板の上に絵を描いていく→③銅板を腐食液の中に入れる…という手順を踏みます。

すると!グランドを削り取った部分だけが腐食液で溶け、そこに溝ができるのです。その溝にインクをすりこんで、プレス機で加圧して紙にうつし取るのが銅版画のエッチング技法です。

これだけだとイメージが沸かず「??」の方!15~30分ほどで体験していただけますので、ぜひ実技室へお越しください。

予約は不要、12日(日)までの毎日10:00~12:00、13:00~15:00に開催中です。2Fショップ横でもエンボス版刷りを実施していますので、お時間がありましたらぜひご体験下さい。(M.F)

美術館の独り言

小谷元彦展 テレビCM好評オンエアー中!!

開催中の『小谷元彦展 幽体の知覚』ですが、ついにテレビCMが完成しました。(やったー)

しかも、6月4日から静岡朝日テレビにてオンエアー開始です!

当初、作品の写真を使用してCMを作成しようとしたのですが、写真では小谷先生の作品のダイナミックさが伝わらないということで急遽撮影を慣行、撮影には小谷先生も立会うという熱の入りようで大変満足のいくCMができあがりました。

できることならユーチューブにでもアップしてみんなに見てもらいたいとこなのですが、著作権の関係でそれはできないそうです(残念)。

静岡朝日テレビで随時放送中ですので是非見つけてください。

作れちゃう

ちょこっと体験《銅版画》開催中!

<銅版画>ってご存知でしょうか?

木版画は小・中学校で経験された方も多いかと思いますが、銅版画はあまり馴染みがないですよね。

銅版画とは、銅の板に傷をつけ、その傷にインクを塗りこんでプレス機で刷り上げる版画技法のひとつです。

キズのつけ方にも様々な手法があり、鋭利な刃物で直接削るエングレーヴィングやドライポイントと呼ばれる直接技法や、エッチングやアクアチントなどといった腐食液を用いた間接技法があります。

…と、説明してしまうと、とても難しそうに聞こえてしまうかもしれませんが。

現在当館では、短時間で銅版画に挑戦していただける<ちょこっと体験講座>を実施しております!

2Fショップ横では、インクを使わずに凹凸で刷り上げるエンボス版を無料で体験していただけます。当館で用意した版を刷っていただくだけなので、こちらは5分でできます。

それではちょっと物足りない方は、1F実技室でもう少し本格的な体験もできます。こちらは小さな版作りからインクを使った刷り上げまで、最短で15分で体験していただけます。(こちらは100円いただきます)

銅板って興味があるけど、難しそうでちょっと手が出ない……。と、いう方はぜひ挑戦下さい!

本日7日(火)より12日(日)の間、毎日実施しております。午前の部は10:00~12:00、午後の部は13:00~15:00です。

お待ちしています!(M.F)

美術館の独り言

閲覧室へようこそ!! その1

 静岡県立美術館の「閲覧室」って知ってますか?

知らない?!という方のために、ちょっとご案内しましょう!

↑右手が展示室に続く階段です。その脇の「イサム・ノグチ」の彫刻がある方向に進むと・・・

↑閲覧室の入り口が現れます!!

↑閲覧室内はこんなかんじ・・・。

手前にある本は最新の展覧会の図録です。展示室内にも置いてありますが、もっとゆっくり図録を見たい方には、「穴場スポット」ですよ!

↑他にも、閲覧室には、美術関連の雑誌・洋雑誌を取り揃えています!

でも・・・

実はまだまだ隠れた「閲覧室」の魅力があるんです!それはまた次回紹介します!

お楽しみに~!!

観れちゃう

小谷元彦展、開会式

ついに始まった「小谷元彦」展。その開会式の様子と展示風景を、今回は出し惜しみせずに、どどーんとお見せします。

スピーチいただく小谷元彦氏。「森美術館での個展の単なる巡回版にはしたくなかった」と。実際、展示室に入ると、作品の配置や照明など新しく工夫されていて、前回の展示とはまったく異なる印象を受けます。

後ろに見える作品が《I see all》。スポットライト1灯によるライティングが、しびれます。

テープカット。この瞬間を迎えるために、小谷氏ほかどれほど多くの皆様方のご尽力を頂戴したか。あらためて御礼申し上げます。左から2人目が酒井菜生氏(山本現代)、ひとりおいて小谷元彦氏、荒木夏実氏(森美術館キュレーター)、ひとりおいて河合久光氏(静岡朝日テレビ代表取締役社長)、芳賀徹(当館館長)です。

巡回展用の《Inferno》です。森美術館でのものより小ぶりになりましたが、小谷さん曰く「一人で入って瞑想するには、ちょうどいい大きさ」。

と言っても、やはり大人気で、一人で独占するわけにはいかないのでした。来場者数が比較的少ない平日が狙い目ですよ~。

《Phantom-Limb》(奥)。天井から新しいタイプのライトで照らしており、これまでよりも明るい印象です。手前は《Human Lesson(Dress01)》。

そして、これが今展で初披露された新作《Terminal Documents》です。赤い渦巻が見えますが、これが一体なんなのかは、もうご来館いただいて、ご自分の目と耳で確かめていただくしかないです(笑)。ご来場、お待ちしております(なんと大学生以下は無料!)。