作れちゃう

11/22-23 実技講座・銅版画「線と面のハーモニー」

「写真家の眼/版画家の眼 6つのアンソロジー」展関連企画、銅版画講座「線と面のハーモニー」が開催されました。講師を務めて下さったのは、版画家で当館創作週間インストラクターの、柳本一英先生です。
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今回の展覧会には、様々な技法を用いた銅版画が出品されています。この講座では、エッチングとアクアチントという技法を用いて「線」と「面」の表現を探求しました。下絵のテーマは「6つのアンソロジー」のひとつでもある「パリ」。参加者の皆さんそれぞれのパリのイメージを描いていただきました。
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それでは、銅版画制作の工程の一部をご紹介いたします。

◆◆◆1日目◆◆◆

まずは銅板の下準備からはじめます。今回用いる技法「エッチング」や「アクアチント」は、銅版画の技法のなかでも間接法に分類されます。銅板にニードルで線を描いた後、さらに腐蝕液に浸けて溝を深くするため、銅板の裏側に防蝕シールを貼ります。
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描写面もピカールで磨いてピカピカにします。何ごとも下準備をしっかり行うことが大事です…
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つづいて描写面をグランドという液体で防蝕します。この面をニードルで傷つけて描写(エッチング)していきます。
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凹版の場合、構図も白黒も反転するため、仕上がりを想像しながら制作を進めるのですが…これがまた一苦労なのです。
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エッチングを終えたら、30分程度、塩化第二鉄に浸して腐蝕をします。
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次にアクアチントという技法を用いて、半調子の面をつくります。初めに腐蝕したくない部分を黒ニス(防蝕剤)で塗り、
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粉末状にした松ヤニをふりかけます。この状態で銅版を加熱すると、松ヤニが版面に付着ます。これを腐蝕液につけると、松ヤニが防蝕剤となり、ヤニとヤニの間の小さな隙間部分のみが腐蝕され、半調子の面が出来上がります。
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銅版画の工程は神経を使う作業の繰り返しで、刷ってみないことには出来映えも分かりません。仕上がりが待ち遠しいところですが、1日目の工程、版づくりはこれで終了!

◆◆◆2日目◆◆◆

2日目は、午前中の間に「写真家の眼/版画家の眼 6つのアンソロジー」展を鑑賞しました。皆さん制作の工程を経験されているだけあって、銅版画の超絶技巧にため息…。西洋において銅版画は、写真という技術が無かった時代、それに代わるものとして用いられていました。日本の浮世絵(木版画)同様、本当に素晴らしい職人技が見てとれます。
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刷りを始める前に、印刷用の紙を湿しておきます。両面をまんべんなく十数分水に浸して、水気をきったらビニールシートにぴっちり包んで、使うまで上から重石をしておきます。
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次にインクの準備をします。はじめにインクの粘度を調整します。インクが硬い時は漉し器で漉します。さらにプレートオイルを加えて印刷に適した硬さにします。なんだかお料理みたいですね。
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ゴムべらを用いて凹面にインクをしっかり詰め、
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寒冷紗という特殊な布で白くなる部分のインクを拭き取ります。次に紙で何回も拭き取ります。さらに人絹で拭き取って仕上げます。さいごにプレートマーク部分もウエスで拭き取ります。
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ここまでの工程を経て、やっと…プレス機を使った刷りに入ります。プレス機の圧も事前に調整しておきます。紙を汚さないよう原版に重ねて、プレス!!!おお~っ。歓声が起こりました。

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また、刷りの工程では銅版印刷に適した用紙「ハーネミューレ」に加えて、「雁皮紙」という透けるほど薄い和紙を使用し、印刷紙によって変化する趣も体感していただきました。黒インク、カラーインク、雁皮紙刷り、色々と挑戦した素敵な作品をご覧ください。
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版の下準備と同様に、インクを詰める、刷るといった工程も、何度か繰り返しているうちにようやく感覚が掴めてきます。版画は複製技術のひとつですが、ひとつの作品が仕上がるまでの作業工程は決して容易でなく、むしろ繊細な感覚と熟練した技術が必要とされます。今回の講座では、こういったことを実際に体験していただき、さらに作品を見ることで、より銅版画の奥深さを実感していただけたのではないかと思います。

 

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11/8 ねんど開放日

実技室プログラムのご案内です。

本日は粘土開放日でした。
あいにくの雨となり、肌寒い日になりましたが、実技室は裸足になっても寒くないほど熱気がありました!

参加者の皆さんはそれぞれ好きな食べ物や、家族の顔、動物、タワーなど、思い思いのものを制作されています。
家であらかじめ何を作るか決めている方待ち時間に話し合って決める方もいらっしゃるようです。

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こちらは町ができています。いろいろな役割のある建物が集まって、外には電車が走っているようです。
みんなで想像しながら一緒に作るのも楽しいですね。

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好きなものを改めて思い出すのは難しいものですが、
こちらの作品、服に工夫を凝らしてかわいく仕上がりました。

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こんなに大きな子も登場しました。迫力があります!
静岡県美の実技室にはこのように大きな作品を作れるほど、たくさんの粘土があります。
ぜひダイナミックな作品を作って、粘土を体感してください!

 

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【受付状況】

本日は10:00の受付の時点で、約120名ほどの方が並ばれました。

120名のうち80名までは10:00受付の回、残りの方には11:00受付の回の整理券をお渡ししました。

11:00受付の回、13:45受付の回は定員内で活動していただきました。

 

次回のねんど開放日は12月13日(日)です。

今年も残すことあと1回、たくさんのご参加をお持ちしています!

 

 

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10/25 ねんど開放日

実技室プログラムのご案内です。

本日は気持ちのよい秋晴れで、たくさんのお客さまがご来館されるかと思っておりましたところ…、意外にも、午前・午後とも定員内で活動していただくことが出来ました。毎年、朝夕が冷える季節になると参加人数も控えめになるのですが、今年はちょっと早い様子です。こういう時期は、少ない人数でゆったり、ねんどもたっぷり遊んでいただけますので、ぜひこの機会にご利用くださいませ。

人数が少なめの時は、たくさんのねんどで大きな作品をつくることができます。今日はなぜか、タテに大きいものが色々お目見えしていました。
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後ろ脚立ちした象さん。IMG_3319
ねんど開放日インストラクター、内海さんの小象さんたちもタテ積みです。
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総重量1トン近い粘土で遊べる機会なんて、なかなか無いですよね。子どもたちにとっては、一生の思い出になるかもしれません。たくさんの親子のご参加をお待ちしております。

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【受付状況】

本日は10:00の受付の時点で、約60名ほどの方が並ばれました。

10:00受付の回、11:00受付の回、13:45受付の回、全て定員内で活動していただきました。

次回のねんど開放日は11月8日(日)です。
たくさんの方のご参加をお持ちしています!

 

【お知らせ】

★当館実技室では様々な技法を体験したい方に「実技講座」を開催しています。
次回の実技講座は、11/22(日)・11/23(月祝)「銅版画」です。
詳細はこちらをご覧ください。

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10/18 絵の具開放日

実技室プログラムのご案内です。

本日は、今年度最後の絵の具開放日でした。
今月は10月ということで、ハロウィンをテーマに絵を描きました。

ハロウィンといえば、カボチャ、お化け、がい骨…
インストラクターが描き方を見せてくれました。

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室内にはそれぞれ表情の違う可愛らしいお化けがたくさん現れました!

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オレンジと黄色、ポップな色使いで、楽しいかぼちゃ畑も出来上がりました。

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【受付状況】

本日は10:00受付の時点で、約100名の方が並ばれました。
定員の80名までは、午前の回に活動していただきました。
午前の部に入れなかった20名の方には、13:15受付の回の整理券をお配りしました。
(次の回の整理券を先着40名分までお配りしています)
午後の回は定員以内で活動していただきました。

 

★お知らせ★

今年度の絵の具開放日は、本日で終了です。本年度もたくさんの方々にご参加いただき、ありがとうございました。
次回の開催は平成28年4月を予定しています。
来年度は晴れていれば屋外(展示テラス)で、天候不順のときは室内(実技室)で行います。
持ち物に【タオル、子どもの着替え、ビーチサンダル、帽子、水筒】が必要になりますのでご注意ください。
受付方法など詳細につきましては来年度に静岡県立美術館HPに掲載しますのでご確認ください。

 

 

 

 

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10/7(水)~11(日)【15分間の創作体験】 ちょこっと体験講座「日本画」 実施中! ※終了しました

実技室プログラムのご案内です。

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10月7日(水)から11日(日)まで、静岡県立美術館のエントランスにて、ちょこっと体験講座「日本画」を実施しています。15分間で、墨と砂子蒔きという金粉を蒔く技法を無料で体験していただけます。
今回は富士山展、ということで様々な富士山を描いてみましょう。

描くといっても、型をご用意したので、どなたでも簡単に富士山の形にすることができます。
型は8パターン、墨や砂子の具合でも全く違った作品になります。

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お申込み、費用も不要です。

何年も筆を持ったことがない…日本画をやったことがない…というかた、この機会にちょこっと体験してみませんか?

展覧会のついでに、是非お立ち寄りください!

 

 

★次回のちょこっと体験は、11月11日(水)~14日(土)銅版画です。
詳しくはこちらをご覧ください。