作れちゃう

二曲一隻屏風を作る!

本日の実技室イベントは、(株)墨仁堂様を講師にお招きしての屏風作り体験です!

墨仁堂様は、伝統的な技法を受け継いだ装こう分野専門の修理工房を市内に構えていらっしゃいます。

装こうとは…主に紙や絹でできた文化財の保存修復の総称です。

昔ならではの技法で、木と和紙だけを使って組み立てていきます。

美術館で屏風作品の解説を見ると、「○曲○双」と書いてあるのを見たことがありませんか?これは屏風の枚数などを表しています。

ひとつのパネルを一扇と数え、それをつなげたもの一隻と数えていきます。屏風はふつうは二隻がセットになって「一双」とするのが定型なのですが、今日はひとつだけ作るので「一隻」と呼びます。なかなか難しいですね…。

 

今日の参加者は若い方がとても多く、とても明るい雰囲気でした。

最初は親子向けの講座を予定していたのですが、高校生・大学生の皆様にも多くご応募いただいたため、すこし本格的な講座になりました。若い皆さんに興味をもっていただけて、嬉しい限りです!

屏風を組み立てた後は、日本画の岩絵の具や金箔などを使って彩色しました。

日本画画材は扱いがとても複雑で、一色の絵の具をとくのにもすり潰したり、練ったり、叩いたり…。

盛りだくさんな内容でしたが皆さんとても集中して下さって、とても素晴らしい屏風が!

日本の伝統的な技法に親しんでいただけたでしょうか?