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8/25 未就学児向けワークショップ「トンガリ帽子をかぶって展覧会に行こう!」

実技室プログラムのお知らせです。

8月25日に「安野光雅のふしぎな絵本展」関連ワークショップの、「トンガリ帽子をかぶって展覧会に行こう!」が開催されました。
今回は未就学児を対象として、午前と午後で1回ずつ開催し、子どもたちの声で賑やかな1日になりました。

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それではどのようなワークショップになったのか、当日の様子を、午前と午後の部をあわせてご覧ください。

今回のファシリテーターは、当館実技室のインストラクターの丸山成美氏です。
ワークショップの冒頭では、まずは何歳の子が参加しているか、質問をして挙手していただきました。最年少で1歳、最年長で7歳と、幅広い年齢の子どもたちが参加してくれました。当日が美術館デビューの子もたくさんいたので、デビュー記念!ということで、拍手で歓迎しました。

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展示に出品されていた作品には、このような小さな妖精さんがたくさん出てきます。展示室に向かう前に、小さなグループに分かれて、まずはこの妖精さんと同じように、トンガリ帽子を作ってみました。

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帽子は、画用紙を頭のサイズにあわせてとめ、あごヒモをつけたら完成!これで大人も子どもも、妖精さんの仲間入りです。今回のワークショップでは、小グループに分かれて進行したので、普段接することのない年齢のお友達と出会いがあったようです。教えてあげたり、作ってもらったり、協力し合っている姿を度々見かけました。

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そして、展示室で皆で楽しく作品を見るために必要なお約束ごとをお話しました。
それでは、トンガリ帽子をかぶって、「ふしぎ」のせかいへ出発です!

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展示室に到着し、安野さんの作品を見ると、さっそく子どもたちは「ここに妖精さんがいるよ」とたくさんの妖精さんを見つけてくれました。

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こちらは、「あいうえおの本」コーナー。みなさん活発に見つけたものを教えてくれました。

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展示室内には、さわれる作品もいくつかありました。「なんでこうなるの?こうしてみたら、どうなるの?」と考えながら楽しんでくれました。

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「た」に乗ってあそんでいる子もいました。まるで作品に出てきそうな光景ですね。

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そして最後のお部屋には、妖精さんたちがたくさん飛んでいます。トンガリ帽子をかぶった参加者の皆さんも、違和感なくふしぎの世界に溶け込んでいます。

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実技室にもどってから、「あいうえおの本」をみんなでもう一度じっくり鑑賞しました。こちらの作品には、「あ」からはじまる何かが、描かれています。さあいくつ見つけられるかな?

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見ればみるほど、いろんなものが見つかり、安野さんの細やかな仕掛に大人も思わず唸ってしまいます。
4つの作品を鑑賞したあと、たくさん見つけてくれたみんなには、ちょっとしたご褒美をお渡ししました。

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こちら、がま口のお財布です。
中には、なんと「けんびぎんこう」が発券した、子ども用のお金が入っています。
このお金で、みんながかぶっているトンガリ帽子の飾り付けをするための、シールが買えちゃいます。

気が付くと、子どもたちの後ろにはお店が並んでいます。さあ、お買いもののスタートです。

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たくさんの種類から、シールを選んでお金と交換します。それぞれのお店で売っているシールが異なるので、お店をはしごしてシールを買い集めます。好きなカブトムシをたくさん買う子もいれば、自分の名前の文字をみつけて、買っていく子もいました。

シールをえらぶ

 

買ったシールは、このように帽子に貼って飾り付けをします。

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こちらは工作コーナー。色ペンで好きな絵を描いて、帽子に貼りつけたりすることができます。

帽子をデコろう2

 

帽子をデコろう

 

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帽子をデコろう3

だいぶ帽子の飾り付けが充実してきたところで、お時間となりました。
それぞれ、すてきなオリジナルのトンガリ帽子が完成しました!

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最後にみんなで写真撮影を楽しみました。

 

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集合写真(午後)

 

今回のワークショップは1回2時間、帽子をつくり、展示室へ行き、また実技室へ戻り…と、未就学児にとってはハードスケジュールだったと思いますが、終始皆さん最後まで楽しく参加してくださいました。子どもたちの「また来るね!」という言葉や、保護者のかたから「子どもたちの美術館へのハードルが下がり、とても楽しく過ごせた」とのお声をいただき、スタッフ一同嬉しく思います。
静岡県美では、小さなお子さんや、ご友人と一緒に、作品の感想を話しながら、気軽に作品鑑賞ができるよう、「トークフリーデー」を設けています。毎週水曜と土曜日(ただし、展覧会の初日が水曜日又は土曜日だった場合、その日は除く)に実施しています。ぜひ、またお子さまと一緒に展示をお楽しみください。皆さまの、またの越しをお待ちしています!

 

 

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ドット若冲!展示中です(~8/13)

これは…なんでしょう?

ちょっと下がってみましょう。

もう少し下がりましょうか。

これは!

そうです、ドット若冲です。

当館の所蔵作品である伊藤若冲《樹花鳥獣図屏風》
桝目描きと呼ばれる若冲独特の画法を利用して、
みんなで《樹花鳥獣図屏風》を約5m×10mの大作を作るのが「ドット若冲」です。
今年は「鳥づくしの巻」!

「ちょこっとドット若冲」でご協力いただいた皆さま!

「みんなでドット若冲」に参加して、完成までがんばってくださった皆さま!

今年も素敵なドット若冲が完成しました。ありがとうございます!

 

ドット若冲は、8/13日まで美術館のエントランスに展示予定です。
参加された方も、そうでない方も、ぜひ見にいらしてください♪

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親子で見て感じる現代アート 夏休み小学生美術鑑賞ツアー 2日目

 

「どきっ!!」「えっ!?」「なに??」のおもいを大切にしながら,小学生のお子さんと対話型の鑑賞ツアーのナビゲーターを務めさせていただきました。

「作品の中から見つけたものは何ですか?」「どうしてそのように見えましたか?」「気になっていることは何ですか?」など。

会話のキャッチボールをしながら,作品をいろいろな角度から鑑賞し,楽しんでいきました。

 難しいことではなく,「作品」の中にある自分の発見をどんどん伝えていくことで,「作品」のすばらしさを探る手がかりがたくさんでてきます。

自分のおもいを人に伝え,それを人と共有する。今日は,小学生とそんな楽しいひとときを過ごさせていただきました。

 参加してくださったお子さんたち,どうもありがとうございました。

 なお,「収蔵品展 親子で見て感じる現代アート」は,9月17日(月・祝)まで開催されています。

ぜひ,親子でご鑑賞ください。

                                                                (文責 インターン 五十嵐)

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夏休み小学生美術鑑賞ツアー1日目

ブログでは初めまして!
今年度インターンの一人、小林です!
教育普及や鑑賞に関する事に関わらせていただいています。
よろしくお願いします!

今日はそんなインターンが主体となってイベントを行いました。

『夏休み小学生美術鑑賞ツアー』!

その名の通り、小学生と私インターンが、只今絶賛開催中の収蔵品展『親子で感じる現代アート』に出品されている作品を一緒に鑑賞しましょう!というものです。

 

「でも鑑賞って難しいんでしょう??」
「現代美術なんてわからないしおもしろくなさそう!」
なんて思っている方もいるかもしれません。
いえいえ、とっても簡単です。

作品を見て、思ったことを語りあう。

ただそれだけなんです!

それでも十分楽しめます。
残りの夏休みに、美術館での思い出を作りませんか?

次回は8月29日水曜日、13時の部、14時の部、15時の部を予定しています!
小学生を対象にしていますが、中学生の飛び入り参加も大歓迎です!

皆さまの参加をお待ちしております!

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《地獄の門》の中にこんなのが?

現在、ロダン館で開催中の「やぐらプロジェクト」。高いやぐらに登って、普段は見えにくいところを見ていただくイベントです。近づいて見ると、あれ、こんなのがあったのかと新たに気づくことも多いです。

まずは、今回の最大の見所である、ガイコツさんと、悪魔?さん。

人々を地獄へ導いているとか、「死のダンス」を舞っているとか解釈されていますが、ひしめき合う人々に翻弄され、押しつぶされているようにも見えます。特にガイコツさんは体がなんだかよくわからない姿勢になってしまっていて、気の毒な感じも・・・

「考える人」の真後ろにいる女性。腕をあげて、いささか官能的です。悩める「考える人」を背後から誘惑しているのでしょうか? ここは下から見上げているときには、決して見えない場所です。この機会にぜひご注目下さい。

「考える人」の頭上に並ぶ凸凹は、小さな顔がずらりと並んだもので、とても気持ち悪いところです。でも、それをよーく見ると、

なんと、花とかつぼみとかがあるんです!地獄に花とは、これいかに?? 《地獄の門》には、ところどころアカンサスの葉やいばらなどの植物モチーフが装飾として使われていますが、そうした表現の一環でしょうか。でも、気持ち悪い顔の列の中にお花を隠しておくなんて、ロダンも、おちゃめですね。ちなみにこの右端の男の顔は、ロダンの出世作「鼻のつぶれた男」の縮小版です。

やぐらプロジェクトは、2月12日(日)までです。やぐらに登って、これらの部分をぜひご自分の目で確かめていただければ、うれしいです。

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