カテゴリー: 美術館の独り言

美術館の独り言

学芸員の仕事② 友の会旅行の随行

学芸員の仕事は、さまざまです。今日は少し変わったお仕事を紹介します。

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バスガイドのアルバイトではありません。

これは友の会研修旅行のひとコマ。車中でレクチャーを行っているところです。

9月7日~8日、奈良への一泊旅行に随行しました。

皆さんの心がけがよかったせいで快晴!絶好の旅行日和でした。

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早朝静岡を出発し最初に訪れたのは、明日香の石舞台でした。見学の後、集合写真パチリ。

何故か東京のテレビ局が取材中で、この様子も撮影されてしまいました。

その後、高松塚の壁画館を見学、壁画について勉強した後、古墳をバックに…。

岡寺参拝のあと、ホテルにチェックイン。

さらに夕食前に、「奈良墨」についてのためになる勉強…。「にぎり墨」の制作体験もしました。

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翌朝は、まず奈良県立美術館で特別陳列「富本憲吉」。

見学前に学芸員の方にレクチャーいただきました。

こういうのも学芸員の仕事です。ありがとうございました。

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東大寺南大門近くの駐車場から、奈良国立博物館に移動中。鹿せんべいには目もくれず…。

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国立博物館のなら仏像館。

5人の解説ボランティアさんに案内され、

グループに分かれて見学。国宝・重要文化財の数々に感動!

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昼食の後、最後は興福寺。国宝館見学。阿修羅像にうっとりされる方も…。

その後、境内を自由に散策されました。お疲れさまでした。

天候にも恵まれ、また事故もなく見学を終了しました。

内容もすばらしく、参加された皆さんは満足されたのではと思いました。

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学芸員の仕事の中では、おいしい仕事でした。友の会の方と交流を深め、

また自分自身も楽しみ、リフレッシュできました。

友の会に入るとこんな旅行に参加可能です。皆さんも入会しませんか?

美術館の独り言

学芸員の仕事① 作品の貸出

学芸員の仕事には、さまざまなものがあります。

その中で今日は、作品の貸出について紹介します。

美術館や博物館では、作品の貸し借りをよく行っています。

今は、秋の展覧会に向けて、たくさんの美術館・博物館の学芸員が、

作品を借りに静岡までやってきます。

先日は、愛知県の某博物館の学芸員が、富士山の描かれた屏風を借りに来館されました。

作品の貸出をするときは、まず作品の点検を行います。

作品を貸し出す時は、「貸出した時の状態で返却する」というのが大前提で す。

貸出をする側の学芸員と、借用する側の学芸員とで、作品の状態をチェックします。

画面にシミは無いだろうか?キズは無いだろうか?と細かく確認をします。

返却時の状態と照らし合わせるために、メモを取ります。 

点検が終わったら、業者さんに梱包してもらいます。

大画面の屏風ですが、折りたたむとこんなにコンパクトになります。

長距離の移動に耐えられるよう、丁寧に包んでいきます。

 業者さんは、作品に合わせた箱をその場で作ります。

職人技!

トラックに無事積み込まれるのを見届けたら、貸出の仕事はおしまいです。

お疲れ様でした!

普段はあまり皆さんと接する機会のない学芸員ですが、

少しでも身近に感じていただけたら嬉しいです。

美術館の独り言

続 謎の光発見!!

 以前こちらのブログにも紹介した「夏のオーロラ」でおなじみ?!のあの光がまた登場しました!!みなさまには、何に見えますか??

レース?、くもの巣?、太陽?!

とにもかくにも、前回とは違う形にうきうき写真を撮ります♪

(皆さまのパソコンにも、もっときれいにお届けできていたら良いのですが・・・。)

写真を数枚撮り、しばし、うっとり眺め・・・☆

ところが、眺めていられたのもつかの間。

来館されていた業者さんの車が動くと、あっさり消えてしまいました・・・。

はかないなぁ。

夏から秋に季節は移っているようですし、もしかしたら最後の夏のおくりもの?

季節のおくりものは、これからも旬?!のうちにおすそ分けしていきますね☆

 

美術館の独り言

ミューズスタッフさんの憩いの場

ミューズスタッフさんとは、展覧会の会場内にいてお客様を誘導したり、インフォメーションにいてご案内したりするスタッフのことです。お客さまと作品をいつも温かい目で見守ってくれている美術館にはなくてはならない方たちなんです。普段、皆様がご覧になるのは、スーツをきてキッチリきめてすまし顔のスタッフですよね・・・

でも、仕事が終わると、普通の(美しい)お姉さん達に戻ります。「この展覧会みた?」、「あのお店の料理がおいしいよー」と談笑して情報交換。カメラを向けると顔を背けるシャイなかたばかり。展示室ではなかなかみられないミューズスタッフの皆様の、閉館後のひと時でした。

美術館の独り言

“エスパルスドリームプラザ”での残暑!!

今日はエスパルスドリームプラザ(静岡市清水区)で、「古代エジプト文字で暗号をつくろう」のワークショップとロダン体操の最終日でした。

幼稚園くらいの子供達、ヒエログリフは鳥や人の体の部位の絵なのに、それが「文字のようにならんでいる・・・」って驚いてました。

「鳥は三種類いるよ。エジプトハゲワシは爪や頭が鋭いけど、ヒヨドリのヒナは丸くて羽が小さいね」と説明すると、見事に書き分けていく子供達・・・さすがです!!

この女性は、(株)ドリームプラザのFさん。ワークショップとロダン体操をやる機会を与えてくれた担当者です。

エジプト古代文字を石に彫る体験をしてもらいました。楽しそうに彫った後は、ファラオになりきってもらって記念撮影!

(Fさん、無理言ってすみませんでした)

最後に、ロダン体操!!

最近は人気があって、愛知県の某美術館学芸員さんが視察にきたり、DVDを送って欲しいという団体さんがあったり・・・考案者の高橋唐子さんもかけつけてくれて、大盛り上がりの会場!!

彫刻写真を配したステージの様子は、まるでプレロダン館という感じです。

「永遠の精は・・・木の実をとるポーズ・・・」とそろって学習会?そして、音楽にあわせて体操を楽しみました。

ドリームプラザの皆様、お客様、本当にありがとうございました。     M.S